自費出版をしてみたいと思っても、これまで長い文章を書いたことがない人は、どのようにして本を書けば良いのか困ってしまうでしょう。そのような場合には、エッセイを出版してみることをおすすめします。いきなり物語や論文を書くよりも、気軽に文章を書くことを楽しめるのではないでしょうか。
自分の思いや経験を綴ったエッセイを自費出版する
エッセイは、日々の生活の中で自分が感じたことや見たものを、自由に文章にしたものを言います。難しいルールは特になく、初めて文章を書く人でも気軽に挑戦できるのではないでしょうか。内容が日常的なものであれば、読み手も親近感が湧いて受け入れやすいかもしれません。また、自分の思いや経験をより人に伝えやすいジャンルなので、多くの人に知ってほしいことがある場合にもエッセイを選ぶと良いでしょう。出版業者に原稿を持ち込むときには、作品を通して伝えたいことを説明できるようにしておけば、エッセイの内容に合った本の構成・デザインを提案してもらえるでしょう。
初めてでも挑戦しやすいエッセイの書き方
自分が経験したことを元に書いていくエッセイは、きちんと原稿を書いたことがない人でも挑戦しやすいでしょう。まずは、白紙にこれまでの経験や強く感じたことを書き出してみましょう。たくさん書き出すことができたら、生まれてから出来事が起こった順に並べ替えていきます。並べ替えた出来事がそのまま目次になりますし、ひとつひとつの項目について細かく書いていけば、自然と原稿が書き上がっているはずです。自分ひとりで原稿を書いていくことが不安な人は、原稿を書いている途中でも出版業者に相談するとアドバイスをもらえます。プロの編集者にサポートしてもらいながら、完成度の高い文章に仕上げていきましょう。また、本にしたい出来事や感情を細かく業者に伝えて、業者専属のプロライターに原稿を代筆してもらうという方法もありますよ。