これまで、本は書店で購入して読むのが一般的でした。ですが、最近では「電子書籍」というデジタルで購入して読めるシステムがあります。スマホ・パソコン・タブレットなどのさまざまな媒体から本が読めるので、わざわざ書店まで行かずに電子書籍を購入して読んでいる人も増えてきているのではないでしょうか。
電子書籍で自費出版をするには
電子書籍で自費出版をする方法はいくつかありますが、ほとんどの人は出版業者に原稿を持ち込んでいるのではないでしょうか。出版業者に原稿を持ち込むことで、自費出版に関する相談に乗ってもらえます。原稿を電子書籍として出版したい旨を伝えれば、業者が契約しているインターネットサイトで電子書籍化して販売してもらえるでしょう。しかし、業者によっては電子書籍での販売に対応していないこともあります。あらかじめ、電子書籍で販売できるのか・どのようなサイトで販売できるのか、ということを調べてから原稿を持ち込むようにしましょう。また、Kindleに個人情報を登録して、原稿のデータをアップするだけで電子書籍を作れるという方法もあります。出版業者を通さなくても自費出版という形で電子書籍を作れるので、利用する人がとても増えてきているようです。ただし、個人情報の登録やデータのアップが、やってみると細かくて大変なことも多いようです。
電子書籍で本を出版することのメリット
電子書籍で本を出版すると、全国の人たち・あるいは世界中の人たちが気軽に本を読めるようになります。普段はあまり書店に足を運ばない人たちも、電子書籍なら気軽に本を手に取ってくれるかもしれません。自分の作品をより多くの人たちに見てほしいと考えている人は、電子書籍を選ぶことで希望が叶うでしょう。また、紙媒体とは違ってデータでの管理となるので、手元に大量の在庫を抱え込んでしまうこともありません。販売したいときに手軽に販売できて、どこにいても作品が読めるというメリットがあるのです。