自費出版では、誰でも自分の思い通りに本を作れます。いきなり物語を書くことは難しいかもしれませんが、自分の思いや経験を綴った自分史なら気軽に書けるのではないでしょうか?また、これまで趣味で撮り溜めてきた写真を、写真集として本にしてみても良いかもしれませんね。原稿や写真を本にすることで、自分がいなくなってもずっと自分の作品を残していけるのです。
自分史の原稿はどのようにして書くの?
難しい物語や論文でなく、自分史であれば気軽に書けるかもしれません。これまで原稿を書いたことがない人も、まずは思いつくままに人生での経験や感じたことを書き表してみましょう。初めは原稿用紙でなく、白い無地の紙で大丈夫です。これまでの出来事をたくさん書き並べたら、ひとつひとつに見出しを付けてみます。「人生の転機」や「今思っていること」など、簡単な見出しを付けることで書き表した出来事をわかりやすくします。見出しが付いたら、生まれてからどのような順番に起きた出来事かを思い出しながら、見出しを並べ替えます。これで大体の目次が完成しますので、あとはそれぞれの見出しに関して細かく語るようにして文章を書いていきましょう。文章を書くことが苦手な人は、先に出版業者に相談してみても良いかもしれません。プロの編集者からアドバイスをもらえますよ。
写真集を作るときの作品の選び方
原稿の作成と同じように、写真集を作るときの写真の選び方も難しいものですよね。基本的には自分の好きな写真を選んでいけば良いのですが、その前に誰に向けたどのような本を作りたいのかを考えてみましょう。誰に読んで欲しいのか・何のために撮影してきた写真なのか、などについて考えていくと、選ぶ写真が違ってくるでしょう。また、出版業者にこれまで撮影した写真を持ち込むことで、プロの編集者の意見を聞きながら選んでいくことができます。編集者目線のアドバイスも取り入れながら、素敵な写真集を作れると良いですね。