これまで描き溜めてきた作品があるなら、画集を作ってみましょう。お気に入りの作品を本にすれば、多くの人に自分の作品を見てもらえるだけでなく、何十年後・何百年後も先に残していくことができます。気軽に持ち歩くこともできるので、周りの人に自分の作品を紹介したいときにも便利ですね。
自費出版でお気に入りの作品を画集にしよう
自費出版なら、誰でも自由に本を出版できます。難しいルールがあるわけではないので、自分のお気に入りの作品を自由に選び、画集を作れるのです。手元に何か画集のようなものがあれば、良い部分を参考にして、自分が作る画集のイメージを膨らませていきましょう。画集全体の風合・色味・デザイン・サイズなど、自分の作品がより引き立つように考えていきます。ある程度イメージが固まったら、忘れないようにメモを取っておきましょう。出版業者に自費出版の相談をするときに、細かい希望があったほうがスムーズに本の制作を進められます。また、出版業者を選ぶときには、自分の思い通りに印刷をしてもらえるかどうかを吟味していきましょう。作品をできるだけそのまま本にするためには、印刷したときの色味や画質が大切になってきます。業者がこれまでに出版している本を参考にして、理想に近い印刷をしてくれる業者を選びましょう。
自費出版をする際の流れ
作りたい画集のイメージが固まったら、さっそく出版業者に問い合わせてみましょう。電話やメールでの問い合わせに対応している業者が多く、自費出版の費用から作品選びまで相談に乗ってもらえるでしょう。これまで多くの画集を出版してきた業者であれば、プロの編集者の目線で作品選びにアドバイスをくれることでしょう。本にする作品が決まったら、作品をどのような順番・配置で印刷するのか決めていき、試し刷りを行います。何度も修正を加えて、納得のいく仕上がりになったら完成です。書店に画集を置いてもらい、たくさんの人に見てもらいましょう。