入稿時の注意点
アナログ原稿入稿
文字について
書体にもよりますが、文字のサイズが小さすぎると印刷でつぶれる場合があります。特にゴシック体やボールド(太字)をかけている文字は目が詰まった状態になり 、印刷でインキがのると文字の線が若干太くなりつぶれやすくなります。 Windowsの「ワード」であれば、文字サイズは標準の「10.5ポイント」以上を推奨いたします。
※濃度の薄い文字・網点は読み取れません。ご注意ください。
位置について
プリントアウトした原稿の誤字・脱字・汚れ・歪み等は、そのまま印刷に反映されます。校正済みの原稿を入稿してください。
入力からのご注文、オフセット印刷による多色印刷等の場合は、
校正・色校正を行います。 必要な場合はご連絡ください。だだし、日数を要します。
規格サイズの用紙にプリントアウトされたレイアウト位置が、仕上がり位置となります。
各ページのプリントアウトする位置は、用紙に対して上下左右の位置を統一し合わせてください。ページごとのがたつきは、仕上がりでもがたつきます。
■インデックス・断ち切り
本が出来あがった状態で、紙の端いっぱいにまで印刷部分(線・ベタ)がある場合は、塗り足しが必要です。
塗り足しは、仕上げ位置から3ミリ以上必要ですから、仕上げ寸法よりも大きい目の用紙で原稿をプリントアウトしてください。
塗り足しが3ミリ以上ない場合は、印刷部分(線・ベタ)が紙端まで届かず途中で切れた状態に仕上がります。
データ原稿入稿
※データ入稿でもプリントアウトが必要です。
※幣社ではMacデータ、フリーソフトで変換したPDFには対応できない場合があります。
また、Microsoft WordやPagesなどでテキストボックスや画像ボックスなどを使ったり、
IllustratorやInDesignでレイヤーやオブジェクトに透明効果を設定したりすると、印刷
時にエラーが起こる可能性があります。これらの機能を使用したデータでは入稿しない
でください。これらのデータで入稿されてエラーが起こりましても、当社では一切の責
任は負えませんのでご了承ください。
文字について
データ入稿では、アナログ入稿よりも更に小さな文字サイズが可能です。
Windowsの「ワード」で「6ポイント」位までは可能です。ボールド(太字)をかけている文字は「8ポイント」位までです。
外字や標準搭載書体以外を使用されている場合は、弊社にてデータを開いた時に他の書体に置き換わってしまいます。使用は避けてください。
どうしても標準搭載書体以外を使用する場合は、入稿時にデータと一緒にフォントもお送りください。
イラストレーターデータでは、全ての文字に必ずアウトラインをかけてください。
位置について
誤字・脱字のチェックはおこないません。校正済みのデータを入稿してください。
データ作成時の用紙サイズは必ず仕上がりサイズで作成してください。
ベタ・断ち切りがある場合は、仕上がりサイズよりも少し大きい用紙サイズで作成してください。
紙端いっぱいにまで文字・画像があると仕上がり時に切れてしまう可能性があります。 切れてはいけない文字・画像は、端より5ミリ以上の余白をとってください。
インデックス・断ち切りの注意点は、アナログ入稿時と同じです。上記(アナログ説明)を参考にしてください。
ページ順について
フォルダ名・ファイル名にページ番号を入れる等、必ずページの順番がわかるようにしてください。
プリントアウトしたものは必ず目をとおしチェックしてください。
弊社での出力も、このプリントアウトしたものとデータとを比べてチェックします。プリントアウトどおりに印刷されます。